ひとりひとりの子どもさんが、成長と共にその持てる力を出し切ってたくましく生きていくためには、自らすすんで物事にかかわろうとする力や、自分の思いを他者に伝えて、理解してもらう力も必要です。園生活を通して、他者とのコミュニケーションを深め、自主性や協調性、思いやりのこころが育まれていくことでしょう。
運動会や造形あそび、音楽会、そして一年間の集大成となる発表会等の年間の各行事におきまして、それぞれの職員が、園児ひとりひとりの「心」に語りかけ、興味を引き出しながら、自然に力が発揮できるよう、共に手をたずさえて、一つの完成に向かって互いの信頼を深めていきます。

新しいクラスに慣れてくると、こども園の周囲には自然がいっぱい。草花の芽ばえ、生命の誕生、新たな発見と感動の毎日です。

自然とのふれ合いで、いろいろな生きものや植物を眼の中に焼きつけました。さあ、今度はそんな体験をもとに、絵本の世界からイメージをふくらませて、絵を描いたり、全身を使って表現あそびをしたり、製作あそびの始まりです。

みのりの季節。行事もいっぱいです。運動会のリレーで結ばれた団結心。音楽参観で見事なハーモニーを奏でます。

当園の発表会は、ごっこ遊びを楽しみながら子どもの自然な表現を導き出すのが特徴です。シナリオを作り、衣装や小道具の製作など1ヶ月以上前からの準備です。繰り返し遊ぶ中から、自信を深めドキドキの本番を迎えます。先生子どもたちが一体となった生き生きとした劇遊びをお楽しみいただけます。

美しい自然に囲まれ、目を輝かせて未知の世界への旅立ち。
元気いっぱいの１年間のはじまりです。